京都市内の新堀川通りにおいては、名神から外環のあたりまで、
約3キロにわたり歩道拡幅のため、車道側の端にコーンやバリケードが
数ヶ月以上も放置された状態になっています。
沿道のお店などでは、自分の鼻先に障害物が置かれたような
状態が続き、営業面での影響から
「いつまで置きっぱなしの状態にしておくのか!」
との声があがっている状態です。
行政の担当者の方に伺ったところ、新堀川の車道の工事については
平成19年度の予算で執行し、歩道の拡幅については平成20年度
予算となる。早くて次回5月議会で予算が承認されてからの
工事となり、それまでは危険なので(拡幅部が一段下がった状態)
コーンなどが置かれたままとなります」とのことでした。
つまり昨年度の段階から約3キロにわたって、しかも短くても1年近くは
コーンなどが置かれたままとなることはわかっていて、「単年度予算だから
いかんともしがたい」、と言います。
では沿道のお店などへの営業面での影響をどのように考えるのか、
行政側は近辺の方々の身になって考えたのか、大きく疑問に思うところです。
自治体の予算は誰のために使うのか、その財源は主に
市民の税金ではないのか、従って、市民の身になって、
考えて予算を執行できないのか、怒りが次々とこみ上げて
きました。
先輩議員や他の行政の方に伺うと、同様の話は無数にあり、
「行政とはそんなもんや」という感覚らしい。
そんなことでいつまでたっても本当にいいのか、真に考えるべきは
市民の視点にたった行政ではないのでしょうか?
道のりは長いかも知れませんし、微力ではありますが、
「変えていかなアカン」
あらためて考えさせられました。
みなさん方はどのようにお考えですか?