活動報告
一期目(2007年5月~2011年3月)
image 府立高校全46校の訪問
京都府内の府立高校全46校を訪問し、46人の校長先生から学校現場の課題や実態について調査活動を行う。主な調査内容は、AEDの設置や講習状況、授業料免除制度の実態、自転車通学の状況など。

高校授業料無償化への取り組み
府立高校全46校訪問において、全府立高校生の内、約16%の6000人以上の生徒が授業料の全額免除制度を受けていた実態を調査し府議会本会議で報告。2010年4月からは「高校の実質無償化」がスタートし(現在では所得制限あり)、免除制度を使う必要がなくなった。これにより、生徒や家庭の手続きや精神的負担だけではなく多忙化が指摘される教職員の授業料徴収のための家庭訪問や事務量の大幅軽減につながった。

「きょうと育児の日」の制定
2009年本会議にて、毎月19日を「育児の日」とし京都府全体で子育て家庭を応援する体制づくりを提案。2010年8月より「きょうと育児の日」がスタートし子育て応援パスポートの充実等に取り組む。

その他、がん対策、希少疾患患者支援、地域の避難場所の周知徹底支援、天神川の増水対策、自転車の安全対策、小さな犯罪を許さない「割れ窓理論実践活動」の推進等。
 

二期目(2011年4月~2015年3月)
image 文教常任委員長として、「通学路の安全対策」
2012年4月、亀岡市で集団登校中の列に暴走車が突っ込む事故が発生。ただちに委員会として、亀岡市教育委員会や安詳小学校の実態調査、学校における安全対策の第一人者の参考人招致、先進的な他府県の取り組みの調査(日本で二番目にセーフスクールの認証を受けた神奈川県厚木市立清水小学校等)、向日市にて「安心・安全な教育環境を目指して」をテーマに出前議会を開催。
中京区内全10校の小学校を訪問し校長先生から通学路の問題点等を伺い、通学路の実際に歩いて点検。その結果をレポートにまとめ地域や学校等に配布。(お入用の際は田中けんじ事務所までご指示下さい)
個人的には、一ボランティアとして烏丸通竹屋町交差点等にて子どもたちの見守り活動に参加している。

 
image府民生活・厚生常任委員長として、「危険ドラッグ撲滅に向けた取り組み」
2013年夏頃、地域の方々から「不審者が出没している」といった相談を受け、近くに危険ドラッグ店の存在が判明。2014年2月本会議にて「危険ドラッグ」の京都府の状況を紹介し、京都府、京都府警察、厚生労働省との合同立ち入り検査を含めたさらなる取り組みを要請。知事から「撲滅に向けたさらなる取り組みを行う」旨答弁があり、その約10日後に、京都御苑のすぐ南にある当該危険ドラッグ店が摘発を受ける。
その後、府内に唯一残った、錦市場近くの危険ドラッグ店についても、同様にさらなる立ち入り検査等の要請を働きかけるとともに、本会議等で何度も発言を行うなど府議会での取り組みを行うとともに、警察などを招いての地元学区での情報交換会の実施、学生や地域とのキャンペーンの開催、「中京区薬物乱用防止指導員協議会」へのオブザーバー出席など活動を展開。2014年8月に同店舗が摘発を受け、現在では府内の危険ドラッグ店は一掃された。
それでもインターネット等を通じて危険ドラッグは流通しており、実際には府内でも危険ドラッグ吸引者の交通事故は発生しており、乱用者の入院数は増加していること等から、京都府独自の条例制定の必要性を本会議で主張。条例制定検討会すべてを傍聴するなどし、2014年12月定例会で全会一致で条例が制定された。
 

三期目(2015年4月~2019年3月)
会派の代表理事として会派内外の調整や府幹部との協議にあたるとともに、2015年6月代表質問や2016年3月予算特別委員会総括質疑に登壇するなど、会派を代表した取り組みを展開。

 
2016年度は、関西広域連合議会議員及び監査委員に選任され、ドクターヘリ等救急医療体制の構築や防災対策等、関西全体の府県を超えた広域的な行政課題に取り組んでいる。

 
2017~2018年度は、知事より京都府の監査委員に任命され、京都府の事務事業全般や財務に関する事務の執行、及び経営に係る事業の管理についての管理業務も兼任している。
 

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