新年にあたり〜未来に「希望」を抱き、足元では「がまん」する年に
新しい年が明けました。
昨年後半から、世界的な金融危機、景気や経済情勢が
たいへん厳しくなり、株価低迷、派遣切りや内定取り消しなどの
雇用情勢の悪化等々、暗いニュースがマスコミに踊っています。
私は、こんな情勢だからこそ、未来に明るい「希望」を抱くことが
大切だと思いますし、同時に、この厳しい情勢下では「がまん」することが
必要になってくると思います。
さらに言えば、未来への「希望」と足元での「がまん」を主張する
トップリーダーの出現が待望されるところです。
今年は間違いなく総選挙が行われます。
現在の我が国のトップは麻生総理ですが、麻生総理がそのような
「希望」と「がまん」を国民に言えるリーダーでないことは明白です。
特に「がまん」を言えば、「あなたにそんなことは言われたくない」と
猛反発を受けることになるでしょう。
また、総選挙では、景気・経済対策、財源の問題、医療、年金が
大きな争点になると思います。
どうか各党のマニフェストを見比べていただき、
すでに制度疲労を起こしている今の年金制度や
国民の大多数が良くないと思っている後期高齢者医療制度を
作ったのが誰なのか、そして、それらをあらためようとしているのが誰なのか、
どうか冷静に判断をしていただきたいと思います。
同時に国民に「今は厳しいが、これをがまんして乗り切れば未来には希望がある」と
思わせるビジョンを示しているのが誰なのか、
私も冷静に見極めたいと思います。