全国で年間2500人の方がお亡くなりになっている、 女性特有の病気である、子宮頸がんについては、 唯一「予防できるがん」として予防ワクチンの接種が奨励されてきました。 なるべく早い時期にワクチンを接種すると、70%程度は 予防できると言われています。 しかしながら、その費用が5〜6万円と高いことから接種がなかなか進まず、 公費による助成が求められており、現在開会中の京都府議会9月定例会では 公費助成のための補正予算が審議されているところです。 いまのところ、京都府が1/3、市町村が1/3、個人負担が1/3といった 費用負担が検討されており、所得等によっては個人負担なしで 接種できるように調整中とのことです。 私事ながら、私の母は子宮頸がんの闘病中に6年前に亡くなりました。 予防でき得ることがわかっているなら、社会全体でしっかりとこれを支援する、 そしてワクチンの接種とともに定期的な検診もセットとして推進する、 これらの取り組みが益々進むように邁進したいと思います。