本日は府立盲学校を訪問しました。
府立盲学校は、我が国最初の障害者のための公教育の場である
「京都盲唖院」を前身としており、現在では幼稚部から高等部専攻科まで、
単一の視覚障害と重複障害を持つ50名強が学んでおられます。
授業の様子など現場を見させていただき、
障害の種類や程度など一人ひとりの事情やニーズに合わせることと、
将来的な自立と社会参加に向けた基盤づくり、とのバランスの難しさを
痛感しました。
盲学校と地域の保育所・幼稚園、小中高等、双方において、
早い時期からの専門的な訓練と支援が必要不可欠です。
AEDについては、中・高等部(花ノ坊校地)では
理療科(あん摩・マッサージ・指圧、はり、きゅう)教室に、
幼少・中・高等部(大徳寺校地)では寄宿舎の玄関(写真)に
それぞれ設置されており、職員の方々を中心に講習を実施しておられます。