衆院選後、マスコミの話題は鳩山政権の組閣や党役員人事と なってきます。 確かに気になるところですが、それら組閣や人事が、 民主党マニフェストを実現できる体制となり得るか、 というポイントをはずしてはいけないと思います。 さらに言えば、マニフェストは選挙が終われば、それで役割終了ではなく、 選挙後こそ、マニフェストに対する取り組みや進捗状況を しっかりと国民のみなさんに説明していくことが何より大切です。 むろん民主党マニフェストが完璧ではありませんので、 国民の声を聞く中で、発展的な形での変更は柔軟にすべきです。 しかし、少なくとも、「選挙が終わればマニフェストも終わり」ではなく、 その取り組みについて明確な説明が必要ですし、 地域においては、それが民主党地方議員の役割である、と 力不足ながら、その役割をしっかりと担わなければと思っております。

８月３０日投開票の総選挙では、民主党が３０８議席を獲得し、 政権交代が実現いたしました。 京都１区においても平智之さんが勝利し、 この選挙区において、民主党が初めて小選挙区での衆議院議員を 誕生させることができました。 この結果を受け、我が国に山積する多くの課題を マニフェストの実現によって解決に導く責任の重さを あらためて痛感しておりますし、 これは国会議員だけではなく、 地域で国民とより密着している我々地方議員にとっても、 これまでよりも責任が大きくなるものと身の引き締まる思いをしております。 加えて、４年前のいわゆる「郵政選挙」とまるで逆転した今回の結果に、 あらためて選挙の怖さを痛切に感じているところです。 どんな風やブームの中でも、国民に信頼していただける議員活動を 重ねていかなければ、と強く決意しているところでございます。 選挙に勝利した喜びよりも、これまで以上の責任の重さと これまで以上の緊張感を感じている、というのが現在の心境です。 （公職選挙法により、選挙の御礼が禁じられておりますこと、 ご理解下さい）