力強い議員活動に向け、地域から、現場から

2008年は、議員活動2年目に入り、「教育」「医療」「地域活動」等々に 特に力を入れて取り組んでまいりました。 「教育」では現場の生の声を聞き、AED講習の重要性等を お伝えするため、府立学校の訪問をスタートさせました。 2009年には府内すべての府立学校訪問を達成いたします。 「医療」については、特にがん医療に力を入れましたが、 なかなか具体的に進まないことも多く、今後より一層力を 入れていかないといけないと強く感じております。 また、2009年は多くのみなさんに活動報告ができるように、 後援会活動にも邁進してまいります。 11月末から連日連夜の忘年会と12月25日から30日までは、 地元消防団の年末警戒活動があり、ホームページの更新が、 止まっておりましたが、大晦日になり、先ほど事務所の清掃を終え、 明日からの新年行事に備えているところです。 2009年も、「地域から、現場から」をモットーに一生懸命働いて まいります。引き続きの変わらぬご指導をよろしくお願い申し上げます。

決算特別委員会の総括質疑から

11月13日に行われた決算特別委員会の総括質疑における 小生の質問内容を抜粋してお伝え致します。 民主党京都府議会議員団の田中健志でございます。私は、 現在京都府民のみなさんが抱いておられるであろう様々な不安に対して、 京都府がどのように対応するのか、あるいは、どのようにして 府民のみなさんに信頼していただくのか、といった観点から数点、 山田知事に質問をさせていただきます。 1.経済や景気に対する不安について 世界的な金融市場の大混乱、これを受け、株価はバブル崩壊後の 最安値を更新、円の急騰など、我が国は戦後最大とも言える 重大な経済危機に陥っていると言われております。 また、金融危機の悪影響が実体経済にも及び、自動車など欧米向け輸出が 低迷。例えば、我が国を代表する世界的企業である、あのトヨタでさえも 先日の決算会見において、「日を追って、週を追って状況の厳しさが増している。 オイルショックや円高など何度も危機を乗り越えてきたが、現在の状況は これまで以上の緊急事態と認識している」として決算見通しを大幅に 下方修正する発表をされています。 京都府経済にも大きな悪影響が及んでいるものと存じます。 京都府においてもこの未曾有の経済危機に対し、さらに考えられる限りの 効果的な対策を動員し、この難局を乗り切らなければなりません。 それにはまず、府民のみなさんの経済や景気に対する不安を払拭する 必要があるのではないでしょうか。府民のみなさんが安心して生活できる 経済環境をつくるため、例えば、京都府としてさらなる追加の緊急対策を 盛り込んだ補正予算を編成する考えはないのか、お伺いいたします。 2.京都府行政に対する不安や不信について 現在京都府は、国庫補助金事業の不適切な経理問題や いわゆる裏金問題に関して、この決算特別委員会の中で2回も 知事が謝罪をされるなど異例の事態に陥っていると思います。 そして、その一連の問題によって、たいへん残念ながら京都府民の みなさんの京都府行政に対する信用は低下しており、さらに言えば、 先ほど申し上げた経済や景気に対する不安に加えて、さらなる不安や 不信を府民に与えてしまっていると、私は感じております。  一連の問題に対しては、全庁における徹底的な調査と一刻も 早い全容解明、そして府民のみなさんへの明確な説明、また、 再発の防止はもちろんのこと、全庁をあげてのコンプライアンスの徹底、 つまり、法律やルールを守る意識を徹底することが必要不可欠であると思います。 さらには、公金管理の意識とその使い方の透明性を高めることも 問われているところでございます。 私は、すべての職員のみなさんが、府民生活の維持・向上を最優先に考え、 府民のために日々ご尽力されていると信じております。そして、 その日々の業務の大前提となるのが、コンプライアンスであり、 府民のみなさんからお預かりした公金を扱っているのだという意識だと思います。 職員のみなさんがコンプライアンスの意識をしっかりと持ち続け、 そして、モラル高く業務に邁進していただくことが大切だと思いますし、 それが府民サービスの向上につながるものと考えます。 これまでも、職員のコンプライアンスやモラルを向上させるために 職員研修などに取り組んでこられたと存じますが、今回の一連の問題を受け、 府民の信頼を取り戻す、という観点からも今後さらに取り組んでいこうと されていることは具体的に何かあるでしょうか? 私は、モラルの向上という観点で言えば、単に研修の場などの 机上の取り組みだけではなく、実際の現地・現場で、例えばボランティアを行うなど、 汗を流して、府民生活の課題や現場での困り事を肌で感じることが 大切だと思います。 そこでさらにお伺いいたします。本府職員のみなさんが、 府民のためにさらにモラル高く業務に邁進していただくためにも、 今後研修の場などの机上以外でボランティア活動などに 取り組んでいかれるといったお考えはないでしょうか? 3.食の安心・安全に対する不安について 今年に入り、食品偽装表示問題、輸入冷凍ぎょうざ、事故米の流通、 メラミン混入など、食の安心・安全をおびやかす事件が多発しております。 本府においても、保育園や中学校の給食、さらには福祉施設の 給食に事故米が使用されていたり、有害物質メラミンが検出された 業務用菓子が福祉施設や病院に流通されていたなど、京都府民にも、 食の安心・安全に対して大きな不安を抱かせているものと存じます。 特に、厳しい基準で取り組んできたはずの学校や保育園の給食、 福祉施設の給食を通じて、子どもたちやお年寄りの口に事故米が 入っていたことには大きなショックを受け、怒りを禁じえません。 本府ではすぐに各保健所や生活衛生課に府民からの相談窓口を設け、 部局横断的なプロジェクトチームを立ち上げるなど、対策を とっていただいているものと存じます。 そこでお伺いいたします。一連の食の安心・安全を脅かす多くの問題について、 本府として調査を行うなどの対応をした結果、現時点では府民のみなさんに 安心していただける状況となっているのか?食の安心・安全について 不安を抱いておられる府民のみなさんに対する知事のメッセージとして 伺いたいと思います。

あまりにもひどい!汚染米問題!

すでに報道されている通り、京都市内の中学校の給食にも 汚染米が使用されていました。 先日からの経緯を見ていて、学校給食は大丈夫だろうか、 と懸念されていた方も多いでしょう。小生もその一人です。 とにかく自分にできることからとの思いと民主党京都府連に 「汚染米転用問題対策本部」が設置されたことを受け、 朝一から中京区内の汚染米が使用されていたすべての中学校の 教頭先生から事情を伺いました。 どの学校も今のところ大きな混乱はないものの、「寝耳に水」状態で たいへんにとまどっておられ、不安は募るばかりだと思います。 昨日は、あまりにもずさんな農水省の検査の実態が 明らかになりました。 大臣や事務次官が辞任して済む問題では断じてありません。 含まれていた農薬は微量と言いますが、これは体内に入れば、 すぐに体調不良となって現れるのではなく、 これらが体内に蓄積されると、長い年月を経て、 悪影響が出てくるものではないでしょうか? いたずらに不安を煽るつもりはありませんが、この問題は わが国の食品流通において、根が深く、そして際限なく広がるような 問題となるような気がしてなりません。 「あまりにもひどい!」一刻も早い全容解明を期待します。

京都府北部から

「活動日記」にも記載しましたが、民主党青年議員ネットワークの 街宣キャラバンにて、京都の最北端である京丹後から、宮津、舞鶴、綾部・・・ 街宣活動をしながら北部一円をまわってきました。 驚いたのが、民主党の街宣車で通るのに、たくさんの道行く人々やお店の方々が 手を振ったり、うなづいたり…、とにかく多くのみなさんに応援をいただけたのです。 京都府北部と言えば、与党現職大臣の地盤です。 我々民主党にこんなに反応良くしていただけるのは珍しいのでは ないでしょうか? 様々な要因があるのでしょう。 例えば、北部には漁港のまちもあります。 原油高で漁に出れず、たいへんなことでしょう。 また、京都市内に比べて公共交通機関が少なく、車を 多く利用されています。 月を追って値上がりするガソリン代は家計や会社経営を圧迫していることでしょう。 さらには高齢化が加速している地域でもあります。 年金に関する諸問題や後期高齢者医療制度には怒りを 感じておられるでしょう。 「もういいかげんにしてくれ!政治を変えて、早く生活を良くしてくれ!」 北部の皆様方の怒りや思いが、私たちの街宣活動への応援と なって現れたのだと思います。 だから、民主党がもっとしっかりして、がんばらなアカン! 強く感じて帰ってまいりました。

自転車の3人乗りについて

警察庁は、安全確保の基準を満たした自転車に限り、幼児二人を 自転車の前後に乗せる「3人乗り」を認めると決めたそうです。 これは、複数の子どもさんを持つお母さんなどの、ここ最近の 反発による影響が大きいと思います。 しかし、私はどんなに安定性に配慮した自転車を開発したとしても、 それを乗りこなすのは人間であり、総じて現在の自転車の 運転マナー等を見る限り、この決定に反対です。 さらに言えば、私は「3人乗り」どころか「2人乗り」も禁止すべきだと 考えています。 「幼稚園の送迎バスの義務化」等の方策の検討も必要ですが、 幼児を連れて買い物や幼稚園等に行く必要があれば、 徒歩や公共交通機関を利用することを最優先で考えるべきだと思います。 「子どもは荷物ではない」と声を大にして言いたい。 親の都合で、大人の都合で、未来ある小さな子どもを危険にさらすようなことは、 ぜひやめて欲しいと思います。 みなさんは、どのようにお考えですか?

学校へのBLS教育導入について〜真に必要な教育とは〜

日本臨床救急医学会が、学校へのBLS教育導入について、 その検討状況を説明するため、京都府教育委員会と 京都市教育委員会を訪問され、小生も同行させていただきました。 BLSとは、Basic Life Supportの略で、日常生活の中で 突発する健康危機に、医療関係者でない一般の市民でも 可能で、そして、とるべき行動をまとめたプログラムのことです。 BLS教育は、欧米では活発に実施されており、日本でも慶応義塾が 熱心に取り組んでおられます。 児童・生徒の時期から、発達段階に応じて、BLS教育を行うことで、 緊急時における、心肺蘇生や心臓マッサージ、AED活用などの 技術が身につくことはもちろん、命の大切さ、他人への思いやりなど、 計り知れない学びを得ることができると思います。 真に必要な教育とは、それは人が生きていく上で本当に必要に なるものであり、BLS教育もその一つだと思います。 特に京都は5000万人もの観光客が訪れる都市であります。 京都に住む者のおもてなしのための標準装備として、BLSの技術や知識が 誰もに備わっている・・・これは素敵なことだと思いませんか? 日本臨床救急医学会では、本年9月頃を目途に、学校の授業で 活用できるプログラムを作成し、文科省などに提示する予定と なっているそうです。 どのようなプログラムになるのか、その発表が楽しみです。

6月定例会の開催にあたり

 6月24日、京都府議会6月定例会が開会いたしました。
本定例会では、ふるさと納税制度を活用した、「文化財を守り
伝える基金」の創設や中京警察署(仮称)建設用地の取得などに
ついて議論が行われます。
  小生は府民生活・厚生常任副委員長として、わが国の
社会保障制度が、後期高齢者医療制度をはじめ、医療、保健、
福祉全般にわたり、多くの課題が山積している中、
京都府としては何を最優先に取り組まなければならないか、
をテーマに取り組みを進めて参る所存でございます。

福田首相に対する問責決議について

 本日の参議院本会議で、史上初めて首相に対する問責決議が
可決をされました。法的な拘束力はないものの、この意味は
たいへん重く、福田首相は一刻も早く退陣するべきだと思います。

 安倍首相の突然の辞任後、自民党内談合で決められたような
福田首相ですが、消えた年金、ガソリンの暫定税率復活、
後期高齢者医療などで支持率が20%を切る中、特に最近の
「犠牲者は私」「かわいそうなぐらい苦労している」といった発言を聞くと、
怒りやあきれを通り超して、「この人が我が国のトップリーダーなのか、
あまりにも恥ずかしい。あまりにもなさけない」という感情になります。
 7月に行われるサミットを前に、「誰が首相にふさわしいか」を
問う解散・総選挙をしてはいかがでしょうか?
少なくとも、福田首相が我が国の首相には不適格だ、
と国権の最高機関の二院の内、一院で決議されたのですから、
せめて首相を辞めるべきだと思います。

後期高齢者医療制度について

 昨日参議院にて廃止法案が可決された、後期高齢者医療制度に
ついて、思うところを次の通り申し述べます。
 まず、一つめに、75歳以上の方々を、「あなたは後期高齢者ですよ」と
定義してしまい、日本全国的にたいへん問題のある、まちがった
メッセージを発してしまった、
75歳以上方々を大いにがっかりさせてしまった、ということです。
「後期高齢者」と言われて、気持ちいい人がいるでしょうか?
むしろ、自分は社会に必要のない人間なんだ、厄介者なんだ、
と捉えた人が圧倒的に多いと思います。これは取り返しのつかない
大問題です。
 75歳以上の方々と言えば、先の大戦を経験され、戦後荒廃した
我が国をこんなに経済発展させた立役者であり、最大の功労者で
あります。現代の我々が経済的に豊かな生活ができるのも、
75歳以上の方々のおかげ様だと思います。
そんな方々をがっかりさせてしまった、その罪の大きさを
与党政府、厚労省は大いに反省しなければなりません。
 二つめに、75歳未満の方々にも、老後の明るいイメージを
消してしまった、ということです。
誰しも生きていれば75歳を迎えます。「後期高齢者」と言われて、
生き甲斐ややりがいに満ちた高齢社会をイメージできるでしょうか?
三つ目に、今後も増大する医療費の削減を第一義に
考えているようですが、その前に、税金・予算の無駄使いを
改める方が先ではないか、ということです。
10年間にわたり、道路関係予算に59兆円もつけておいて、
何ら丁寧な見直しもなく、これでは本末転倒も甚だしい。
 国会では、会期末を迎え、衆議院での審議、民主党からの
問責決議案の検討などが活発になると思いますが、
立ち消えすることのないよう、廃止・撤廃に向け、
最後まで取り組みを強めていただきたいものです。

父の日を前にして

*これは、今朝のスピーチ原稿を加筆・修正したものです。
 評判が良かったので「たなけんの主張」コーナーに掲載いたします。
 ご笑覧下さい。
     ↓     ↓     ↓
 本来、家庭は、誰にとっても最も身近な人と共に暮らす場であり、
私たちの生き方の根幹を形作るところだと思います。
 しかし近年、多くの家庭において、乳幼児や児童に対する
親の虐待、夫婦間の暴力沙汰、年老いた親に対する虐待など、
悲惨な事件が発生しており、両親をはじめ、身近な家族に
対する思いが益々希薄になっているような気がいたします。
 私自身も、両親に対する思いを忘れがちですが、
最近になって、父への恩について気付くことがありました。
 私は学生時代、学校の成績は比較的悪い方ではありませんでした。
そして、学校の成績がいいのも、3年間クラブ活動をしながら
現役で大学に入れたのも、また、大きな会社に就職できたのも、
「自分が努力したから」、「自分ががんばったから」と、思っておりました。
 私が中学生のころにこんなことがありました。
 私の父はタクシーの運転手をしていたのですが、勤務シフトの関係で
帰宅はいつも深夜になりました。
 ある日、私が試験勉強を遅くまでやっていたところへ、仕事から帰宅した父が、
「いつまで起きているんや。早く寝ろ」と私に強く注意をいたしました。
中学生の私は、「遅くまで試験勉強でがんばっているのに
何ていうことを言うんや」と不足に思っておりました。
 しかし、今になって考えますと、父は、目先の試験勉強よりも、
早く寝るという生活習慣の大切さを注意してくれたのではないか。
事実として、その時やっていた試験勉強は何一つ覚えていませんが、
早寝早起きという生活習慣がある程度自然に身に付きましたし、
ひいてはそれが学習の習慣につながり、いい成績をとることに
つながったのだと思うことができました。
 父は4年前に他界し、母も3年前に他界してしまいましたので、
直接言うことはもうできませんが、両親には「ありがとうございました」という
感謝の言葉しか見つかりません。
 また、両親が他界した後、身近な家族がいなくなり、全く一人ぼっちとなって
暮らしていた私も、昨年結婚し、今年の3月には子どもを授かることができました。
 子どもは生まれて数ヶ月のうちに、あるいは数年のうちに、
すでに孝行という孝行をし尽くしてくれている、あんなに可愛く、
あんなにもいとおしい存在が生まれてくれた、これ以上の親孝行があるものか、
と言われます。
子どもに対しても、「生まれてきてくれてありがとう」と
感謝の気持ちが自然にわいて出てきました。
 仕事の面では、おかげさまで、府議会常任委員会で副委員長の
お役をいただき、地域でも、消防や体振、少年補導などの多くの
お仕事をちょうだいし、たいへん忙しく仕事をさせていただいております。
 家庭でも仕事でも充実した日々を送っておりますのも、今は亡き両親、
そして妻子、さらには、地域のみなさまのおかげさまであると、
心からの感謝をさせていただいているところでございます。
 ありがとうございました。

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